土曜日, 1月 13, 2007

「自然への畏敬の念の根底にあるもの」-森のクマさん

森が消えれば海も死ぬ」 という本を読んだことがあります。
海も森と同じで、 細かな分子体から大きな生き物たちが 絶妙なバランスで
成り立っていて、人間はその恩恵を十二分に 与えられているのです。

ところが、愚かなことに人間は、 森と同様に海も汚染・破壊しています。
神の技としかいいようのない見事なまでの バランスに成り立っている
この世界。
我々人間もその一員にすぎないのです。
他を壊せば、いずれは自分達の身にも 同じことが起きるはずです。

星野道夫さんの本の一節に ある詩が紹介されていました。
「森のきこりよ
 その木だけは残しなさい。
 一本の枝にも触れてはなりません。
 子どもだった頃、その木は私を守ってくれた。
 だから今、私が守らなければならない」


昔の人たちは こんな気持ちを持って くらしていたのでしょうね。
”森のきこり”も”私”もどちらも 今の私たちです。
忘れてはならない気持ちです。

美しい大地、美しい海、 豊かな森の中に
動物たちが元気で 過ごしていてこそ、 人間の本当の幸福があります。

万物の中に霊性があることを ひそやかに感じ、その生命を畏敬する。
それは動植物のみでなく 山にも川にも海にも及ぶ。

その自然への畏敬の念の根底に あるものは、
人間の命も巨樹の命も小さき生き物たちの命にも 同等の価値を持つという
平等主義です。

この平等主義こそが自然と共に生き、 異なる宗教、異なる文化を
持った民族が共に生きるための 共存の思想の原点なのでしょう。


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