日曜日, 1月 14, 2007

「人づくりは木づくり」-細川重賢

国家100年の計は人にありといわれます。

国・地域・家庭の基盤である人材育成をいかに行なうか、
人いう生き物、日本人としてのアイデンティティを見据えた上での
ものでなければ、漂流する日本の状態を食い止めることは
できないと思います。

教育基本法改正が国会にて論議されていますが、
人づくりの本質をふまえてのものではなく、これまでの焼き直しを
いかに行なうかという表面上のやりとりしか見られてしかたがありません。

そこで、歴史に学ぶという大事な視点から、一つの例を挙げたいと思います。

”江戸時代中期、肥後の国熊本の藩主であった細川重賢は、
時習館という藩校を設立し、秋山玉山という人を初代校長に任ぜました。
重賢は、玉山に次のようなことをお願いしたといわれています。

「先生は国家の名大工であり、木づくりの名人だと思います。
 したがって、教育にあたっては、
人づくりは木づくりと考えていただけますか。
 そのために、木配りを大切にしてください。」
(木配り:学ぶ子が、杉なのか松なのか欅なのか樫なのかなど何の木に
 あたるかを確定するという意)

木の種類によって、養育方法は異なるものであり、施肥の仕方、
剪定の仕方など全然異なるもの。

つまり、重賢は教育にあたっては、
「一本一本の木の性格が異なるように、その木に見合った教育をしてほしい」
ということを依頼したのです。”

画一化ということの問題がとかく言われる中で、人というものの多様性を
理解して人材づくりを考えた重賢の素晴らしさを現代に活かすべきでしょう。

お越しいただき、ありがとうございます。共感したら、Click me! 

0 件のコメント:

フォロワー

amazon