木曜日, 3月 15, 2007

「神仏のご加護」-森のクマさん

神仏のご加護を覚えたあるできことをお話しましょう。
それは、98年11月に長野県上田の森で森林の
間伐ボランテイアに参加したときの事でした。

森林整備として、間伐を行っている時にあわやということが
あったのです。
間伐材を倒す時は、非常に危険なため、通常は大声をかけて
周りに注意を呼びかけることになっていたのですが、
一部で 怠っていたのですね。

材を運んでの帰路、上のほうで倒された材に
あやうく直撃されそうになりました。
急に「危ない!」という声が聞こえたので、
上空を見ると、近くで切られた間伐材が
ズバーンともの凄い勢いで ブーンとうなりをあげながら、
倒れ落ちてきたのです。

一緒に歩いていたお婆さんと、とっさに前に逃れて
助かったの ですが、
その時、材は僕の肩のあたりをバサッとかすって
落ちていきました。

ほんの少しでもタイミングが違えば、直撃しており、
うちどころが悪ければ命はなかったことでしょう。
「いのちが助かった」ことにどきどきしながら、
ある事を 思い出していました。

そのボランテイア活動に参加する前の日、
雪積もる四阿山(あずまやさん)に登って、
その後長野県上田市近くで泊まり、
翌朝活動場所に行こうと 計画していました。

私にとってその辺りは、初めて訪れる場所で、
地図を見ながら車を動かしの、結構いきあたりばったりな
宿さがしでした。

上田周辺にある温泉地を見つけ、雪山の寒さで冷えた体を
暖めたいと、その中にあった1件の民宿に泊まりました。

民宿では、内湯が狭いので、 外湯として近くの温泉場の
温泉券を渡してくれました。 着替えを持って出ようとすると、
その宿家のおじいさんが リビングに座っているのが目に入りました。

「こんにちは」
「今日、お泊りのお客さんかね」
「ええ、今日こちらに泊めていただいて、明日は上田に  
行って、森林保全のボランティアに参加する予定なのです」
そんな話をしていました。

「じゃあ、そろそろ温まりにいってきます」
と言って 向かおうとすると、おじいさんは、
「温泉場に行く途中に北向観音という観音さまが
祀られているよ。ぜひお参りしてくるといいよ」
としきりに勧めてくれるのです。

これほど勧めてくれるなんて、よほど霊験ある観音さまなのかなあ
と思いました。  
が、その時は、夕闇の中を温泉場に向かっての中だったこともあり、
途中に祀れている場所を見つけたのですが、
あまり興味がわかずに寄らなかったのです。

宿に戻って一晩を過ごし、翌早朝、 朝食を済ましてお茶を飲んでいると、
おじいさんが部屋に入ってきました。
「昨日薦めた観音には行ったかい」
「いや、昨日は時間が遅くて暗かったのもあって、  
行かなかったのですね」

そう答えると、おじいさんは
「あの観音さまは、「朝観音」とよばれているんだよ。  
朝にお参りするとより霊験があるから、ぜひ行ってごらんよ。  
千代の富士も幕内時代から何度もお参りに来ていたんだよ。」

そう教えてくれました。
こんなに何度も参拝を勧めるなんて、 このおじいさんは
相当信心深い方なんだろうなあと思いながら、
まだ時間も少しあることだしと、お参りをしました。

「今日の森林作業が無事にできますように」
そう、観音さまにお願いしました。

事故にならずに助かったあと、
昨日からおじいさんとのやりとり が脳裏に鮮明に
うつっていました。

後で知った話ですが、北向観音さまの御本堂は
北に向いていると いう全国でも珍しいつくりなのですが、
これは観音様が
「北斗星が世界のよりどころとなるよう、
我も又一切民衆のよりどころとなって済度をなさん」
という、お告げによる由来とのことでした。

実は、結婚後に引っ越してきた現在の我が家の地主神さんは、
北星神社なのです。
北斗星とのつながり、観音さまとの深き縁に
感謝してやまない気持ちです。

実は、私は子どものときから、何度か大きな事故にもあっている
にも関わらず、不思議と軽い怪我程度ですんでいます。

幼稚園のときなど、左右の確認をせずに道路の向かいにある
自宅に向かって飛び出し、トラックに轢かれてしまったことも ありました。
そのときも、軽く頭を切った程度ですみました。

30歳を過ぎてからの頃、そんな話を母にしたことがあります。
母はこう言っていました。

「人にはそれぞれこの世に生まれてきて果たす役割があるのだと思うよ。  
和ちゃんが、その役割をきちんと果たすまでは、神仏やご先祖様
が命を守ってくれているのだよ。
命があるということは、そういうありがたいことなんだよ。  
いつも感謝していないといけないね。」

その通りと思いながら、年齢を重ねるごとに
そのことのありがたさをつくづく感じます。

大好きな観音様、大黒様、空海さん、ご先祖さまたちに見守られ、
家族やまわりの方たちに助けていただきながら生きている。

「生有り難し」という、深い感謝の念に満たされて。

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