金曜日, 4月 06, 2007

「かけがえのない自分という存在」-ゾウの智恵

子どものときから、象という生きものに偉大さを
感じ、親しみを覚えていました。
まどみちおさんが書かれた童謡、
「ゾウさん」はいまでも好きなうた。

昔、父が好きな番組で家族一緒に見ていたのが「野生の王国」。
その中に出てくる森林や草原の大自然には、様々な野生動物たちが
住んでいて、その中には激しい生存競争があり、群れで暮らす
動物もいれば小家族単位で暮らすものと、多様な生命に満ち満ちた世界が映しだされていました。

動物たちの中でも、存在感をより強く感じたのが象。

後年、人と同じ脳の大きさを持つ生き物と知ったとき、
彼らの人とは異なる脳の使い方に興味を覚えたのです。


数年前、現在携わっている森林生態系保全の仕事の関係で、
西アフリカのガーナ共和国に行きました。

この地域の森林には、多様な生きもの達が暮らしており、
その中にはアフリカゾウよりも一回り小型のマルミミゾウという
森林に住む珍しいゾウがいます。
(参考 http://big_game.at.infoseek.co.jp/tusker/tusker3.html)

森林が年々伐採されて、野生動物たちの数も減少していく中で、
森を切らずに森を残して村人の生活も向上させながら、動物たちの
すみかを守り、互いに共存していくようにする。

取り組みは順調に進んでおり、村人たちは森林や野生動物の
ありがたさを理解してきています。
プロジェクトに参加しているある村を訪れたとき、
「象が森をつくる」ことがよくわかった、
「森は全てのものを育んでくれているんだ」
と村長がしみじみと言った言葉に
感動しました。


母系社会であり、お婆さんを群れのリーダーとする象たち。

彼らは、愛情を基盤として強い絆をもち、昔からの智恵を
代々伝えてきている。

「きずな」「つながり」「連帯」という、
現在の日本社会では薄くなってきている大事なものを、
深めながら生きている。

わたしたちは、象の生き方に見習うところが
多いと思います。


「象牙の中に真珠を持つゾウがいる。
 
 牙の内側にできた突起物が、
 
 ゾウが歩く振動で中に落ち、

 長い年月をかけて転がり磨かれ、

 見事な真珠ができあがる。

 初めは不恰好な真珠の原石は、
 
 磨かれることで光り輝き、

 かけがえのない宝石にうまれかわる。

 目に見える真珠は100頭に1頭しか


持つことはできないが、

 魂の原石は、どのゾウも持っている。

 その原石を宝石に変えることができるのは、
 
 誰でもない。自分自身だけ。

 母や家族の愛情を受け、苦労して学び、

 さまざまな経験をして大自然の中で生き抜いてきた。

 かけがえのない、自分という存在だけが

 自分だけの真珠を持つことができる。」
                   1/100の宝物


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