日曜日, 4月 22, 2007

「棟梁の心がけ」-西岡常一

西岡常一棟梁の言葉です。

「昔は設計、積算、施工、全部棟梁がやった。  
 昔の大工さんは、木というものをよく知ってる。  
 それで設計しますからね。    

 しかも山に入って木を見てみて、  
 あの木ならここに大丈夫、
 この木ならこの梁に大丈夫って、  
 ちゃんと木に対する信頼ができています。  
 そのうえで設計しますわな。  

 それが今のは設計と施工が別になってまして、  
 設計は設計屋の都合のええようにしてるわけですわ。  
 それをまあ施工するものがやるから
 どうしても無理ができる。  
 家というものに対する考え方が一貫してまへん。  

 やっぱり材そのものを棟梁自身が選材するちゅうことですな。  
 それが一番。  
 材料の生まれ育ったままを生かして使うという考え方を  
 いつも念頭において設計しないとあきまへん。  

 古材を使うとすれば古材のその刻み込んである分を頭に入れて、  
 それに合わして設計した方がよろしいですな。  
 なるたけ古い仕事の跡を生かすように。」

名棟梁の言われた言葉は、そもまま人づくり、人の扱い方にも
当てはまりますね。




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