金曜日, 6月 01, 2007

「グレート・スピリットの覚醒」-ラッセル・シュワイカート

いつも思うことですが、 本当に自然というのは
奥深いものを持っています。

こちらが真摯に学べば学ぶほど、様々なことを
教えてくれます。
自然の中に身を置いてわかることは、
先住民の方たちが語るように、やはり
グレート・スピリット(地球意識)というもの
があるのだということです。

ラッセル・シュワイカートというアメリカの
元宇宙飛行士の方が書かれた
ある文章を読んだのですが、
彼ら飛行士の宇宙体験には、
共通したものが多いそうです。
(ちなみに、彼は映画「地球交響曲・第一番」に出演)

それは、宇宙で、
個体意識が一気に取り払われるような体験を
したというもので、屋久島でスピリチュアルな覚醒の
原体験があった私には、とても共感できる話でした。

「宇宙遊泳をしている時のことでした。  
私の仕事振りを、宇宙船の中から撮影するはずだった。  

ところが、カメラがなぜか故障し、動かなくなってしまった。  
そのまま待機している様に言われ、  
それまで秒刻みでこなしていた任務が止まり、  
突然まったく予期もしていなかった静寂が訪れた。  
地上からの交信も途絶えた。  
何もすることがなくなった。  

私の身体は宇宙船を離れ、宇宙の底知れぬ闇の中に  
たった一人で浮いている。  
そして真空の中の完全な静寂。  
私はゆっくりとあたりを見回した。  
眼下には、真っ青に輝く美しい地球が拡がっている。  

その風景は私が今までの人生で見たどんなものとも違う  
信じられない美しさだった。  
視界を遮るものは一切なく、無重力のため上下左右の感覚も  
なく、宇宙服を着ているという感覚もなく、  
まるで自分は生まれたままの素裸で、  
たった一人で宇宙の闇に浮いているようなそんな気がした。  

その時だった。  
突然、自分の胸の中に、なにか、  
言葉ではまったく言い表すことのできない、  
熱く激しい奔流のようなものが一気に流れ込んできた。  

考えたのではなく、感じたというのでもなく、  
何か熱いものが身体のすみずみまで一気に満ち溢れたのだ。  

私は宇宙服のヘルメットのガラス球の中で、  
訳もなく大粒の涙を流していた。  
心にはこんな思いが次々にわき起こってきた。  

「どうして私はここにいるんだ」  
「なぜこんなことが起こっているんだ」  
「私はいったい誰なんだ」  

それはいわゆる疑問ではなかった。  
問いであると同時に答えでもあった。  
そして、この瞬間に眼下に広がる美しい地球の全ての生命に  
対して、言い知れぬ愛と連帯感を感じていた。  

「今、ここにいるのは、私であって私でなく、   
全ての生きとし生ける者としての”我々”なんだ。   
それも、今この時間に生きている生命だけでなく、   
この青く輝く惑星地球に、かつて生まれ死んでいった   
すべての生命、そして   
これから生まれてくるであろう全ての生命を含んだ   
”我々”なんだ。」  

こんな静かだがとても熱い確信が私の心の中に生まれていた。」

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人間の身体は、もともと全ての自然、 全ての生命と
つながっているものです。
けれども、科学技術を進歩させる過程で、
人間はそれを忘れかけてきています。
宇宙飛行士たちは、宇宙空間に 身体を運ばれることによって、
そのことを思い出したのでしょう。

そしてこれは、”私”の身体に素直に 問い直してみることによって、
思い出せることなのですね。

 「”自我”から、その奥にある   
”自分自身”へ溯るということの大切さを」

 「偉大なる自然に感謝するという謙虚さを」




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