土曜日, 6月 23, 2007

「森の旅人」-ジェーン・グド-ル

数年前、映画「地球交響曲・第四番」の完成試写会に
参加したことがあります。

上映の後、映画出演者の一人であり、チンパンジー研究者の
ジェーン・グド-ルさんの記念講演を聞くことができました。

私と妻は、最前から3つ目の列の真ん中に座っていたのですが、
真近に見るグド-ルさんは、とてもきれいな光を放って いました。
(私は特にオーラが見えたり、意味がわかる人間ではない
 のですが、講演会などで、講師の方に強く共鳴を受けたとき、
 その方の周りに光を見ることが時々あります)

この時見たのは、とてもきれいな白い輝きを放つ光でした。
あまりにもきれいな光だったので、今でもはっきりと
思い出すことができます。

グド-ルさんは英国生まれで、26歳のときにタンザニアの
ゴンベで野生チンパンジーの調査を始め、チンパンジーの
道具使用などの画期的な発見をしました。

チンパンジーの生息域である森林を守るため、世界中で講演を
行っており、また、子供のための自然・人道教育にも尽力し、
2002年国連より「平和の使者」に任命されています。

私は、彼女を心から尊敬しています。
チンパンジーを愛し、 森を愛する天使です。
彼女が語っていた素晴らしい話を紹介しましょう。

「わたしはチンパンジーを守るため、終わりなき旅へ  
 出発しました。  
 それは過密スケジュールで世界各地を講演して回り、  
 3週間と同じ場所にとどまることなく、休暇はすべて  
 執筆にあてるという過酷な旅になりました。  

 しかし講演に行けば、わたしは集まってくれた人たちから  
 たくさんのエネルギーをもらうことができるのです。  

 アメリカのある都市で、講演が終わったときに、  
 小さな女の子がスヌーピーのぬいぐるみを抱えて
 お母さんと一緒にわたしのほうへ向かってきました。  

 その子は、ぬいぐるみを抱いていないほうの手に、  
 小銭がいくらか入ったビニール袋をにぎりしめていました。  

 その女の子は一年前にお兄さんを白血病で亡くしていました。  
 お兄さんは動物園でチンパンジーを見るのが大好きでした。    

 彼女はある日、ナショナル・ジオグラフイック誌で、  
 ゴンベのチンパンジー、フリントが母親を失った悲しみの  
 あまりに死んでしまった話を知りました。  

 兄を亡くした彼女にはフリントの深い悲しみがわかりました。  

 その子はわたしがアフリカでチンパンジーの孤児院を  
 設立し、母親を亡くしたチンパンジーの子どもたちの世話を  
 していることを知っていました。  

 そこで彼女はお小遣いをこつこつとためて、  
 スヌーピーのぬいぐるみを買ったのです。  

 「夜、一人で寝るときにその子が淋しくならないように、   
 このスヌーピーをあげて」  
 彼女は続けて言いました。
  
 「このお金でバナナを買ってあげて」  
 その子のお母さんが、娘が貯金をしていたわけを
 知ったのは、講演会の日の朝でした。  

 わたしはこみあげる涙を抑えることができませんでした。

 子どもの熱意は、ときに思いがけない力を発揮します。  
 若い人たちが、不可能だと思われたことを可能にし、  
 世界を変えていく-。  

 わたしはそれを励まし続けたいのです。」


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