水曜日, 10月 10, 2007

「清明なる秋野にて息子と共に生命の多様さを感じる」-☆森のクマさん☆

10月に入り、朝晩に秋涼たる気を感じるようになりました。

先日の連休は、息子と共に秋の自然を見に、自転車に乗って
あちら此方へと出かけ、
様々な自然の姿を感じることができました。

田圃の側を走り、刈り取りが終わった田に
稲穂が干された姿を見る一方で、
これから収穫を行う田には案山子の姿と
群れて訪れる稲雀の姿を
見ることができました。

秋の自然は、身近な場所においても、
実に静かで奥深い様を見せてくれます。

今日遊びに訪れた農業公園は、
この時期コスモスの花が一面に広がる畑が
多くの人を楽しませていました。

一方で道端に目を向けると、
多くの人が見向きもせず気がつかない中に、
ひっそりと小さな花を咲かせる、
アキチョウジ、アキノタムラソウ、ノコンギク、イヌタデ、
ムラサキシキブ、ノハラアザミ、アキノエノコログサ、
などの姿を見ることができました。

花より虫に関心のある息子は、
夏から使っているお気に入りの携帯虫籠をたすき掛けにして、
草原の中を意気揚々と秋の虫を探しています。

すると、秋に生を謳歌する様々な虫たちの姿が。
スズムシ、ハヤシノウマオイ、マツムシ、エンマコオロギ、
キリギリスといった夜長にきれいな音を奏でている虫たち。

他にもトノサマバッタ、ショウリョウバッタ、オンブバッタ、
オオカマキリ、アキアカネ、ノシメトンボ、シオカラトンボ、など。

秋の野は、春の華やかな装いとは趣の異なる、
静かに色や形を主張する草花や虫たちの姿を見せてくれます。

息子が携帯していた虫籠の中には、手にとって記念写真を撮ると
すぐに放してあげた虫たちに代わって、ドングリ類や木の実の
お土産が入っています。

息子は、布団に入り寝るまでの間、今日会った虫たちの名前を
繰り返し復唱していました。
夏の虫たちとは異なる姿形に、多様性の魅力を感じたことでしょう。

この2日間、身近に在るちょっとした自然の中に息子と入り、
薄暮になるまで秋の野に生命の多様性の素晴らしさを楽しみました。


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日曜日, 10月 07, 2007

「私たちの生命を支える生物多様性を守ること」②-☆森のクマさん☆

前回の日記では 「地球時計」から見る生命を作り上げた
地球の歴史を紹介しました。

地球が育んできた生命の輪を、一番後から誕生した私たち人類が
絶滅させてしまっているという現実。

「人類は決して自分達一種だけでは生きていけない。  
他の多くの生物たちに支えられて生きている。」

ということに反した行動をとっている私たち。

とかく人間は、人工的な環境に囲まれていればいるほど、
自然との距離が離れ、人間中心、自分中心で物事を考えるようになってしまい、
操作主義に陥っていきがちです。
この操作主義は、私たち人間は自分たちだけで生きているという錯覚を持ち、
何事も全て人間の科学文明で処理・対応できるとの危うい感覚をもたらします。

私たちの周りが都市化すればするほど、世界が本当はどのように機能しているのかを
忘れてしまいます。
たとえば東京で、「食べ物がどこで育っているか知っていますか?」
「水はどこから来ているか知っていますか?」 「トイレから流れた水がどこに
行くか知っていますか?」
と聞いても、多くの大人も子供も知らない人が多いでしょう。

しかし、先に示したように厳然たる事実があります。
私たちはこの地球上の何千万もの生物種のうちの、
たった一つの種にすぎないという事実。

私たちが食べている食糧のひとつひとつ、
私たちが飲んでいる水の一滴一滴、
私たちが呼吸している空気の一呼吸一呼吸が、
生物の多様性のおかげで、私たち人間に与えられている。

私たちのために空気を浄化し、食べ物を与えてくれるのは技術ではなく、
自然の中の多様な生物なのです。

生物の活動によって、物質やエネルギーが休むことなく循環されています。

この地球という青き惑星に生きる全ての生き物たちは、
私たちにとってかけがえのない存在。

私たちの存在は、他の生き物達の健全な存在と活動に完全に頼っています。

地球に住む他の生き物たちは、威厳ある美が宿っています。
この美を感じるように努めながら、
人間の手によって滅びつつある生き物達を救うこと。

それは、人間自身がこれからも生き続けていく上で
行わなければならないことです。

なぜなら、彼らなしには、私たちは生きていけないのですから。
地球上にたくさんの種類の生物がいるから、地球の生命力が保たれているのです。


これからの私たちに求められること。

目先の利益でなく、長い目でみた行く末に焦点をあてることが大切です。

地球をどうにかしようという操作的な考えではなく、
私たち自身を変えていくことが大切です。

私たちの考え方を、人間中心から地球中心に変えること。

生態系から与えられた恩恵に感謝し、与えられたものを謙虚にやりとりしながら、
地球の一部として生活すること。

モノに踊らされず、こころを大切にすること。

本当の幸せを求めること。

分かち合うこと。

未来の世代のことを考え、未来がよりよくなるようにこころがけていくこと。


他人ごとではなく、私たちひとりひとりの意識向上と行動が求められています。


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