日曜日, 10月 07, 2007

「私たちの生命を支える生物多様性を守ること」②-☆森のクマさん☆

前回の日記では 「地球時計」から見る生命を作り上げた
地球の歴史を紹介しました。

地球が育んできた生命の輪を、一番後から誕生した私たち人類が
絶滅させてしまっているという現実。

「人類は決して自分達一種だけでは生きていけない。  
他の多くの生物たちに支えられて生きている。」

ということに反した行動をとっている私たち。

とかく人間は、人工的な環境に囲まれていればいるほど、
自然との距離が離れ、人間中心、自分中心で物事を考えるようになってしまい、
操作主義に陥っていきがちです。
この操作主義は、私たち人間は自分たちだけで生きているという錯覚を持ち、
何事も全て人間の科学文明で処理・対応できるとの危うい感覚をもたらします。

私たちの周りが都市化すればするほど、世界が本当はどのように機能しているのかを
忘れてしまいます。
たとえば東京で、「食べ物がどこで育っているか知っていますか?」
「水はどこから来ているか知っていますか?」 「トイレから流れた水がどこに
行くか知っていますか?」
と聞いても、多くの大人も子供も知らない人が多いでしょう。

しかし、先に示したように厳然たる事実があります。
私たちはこの地球上の何千万もの生物種のうちの、
たった一つの種にすぎないという事実。

私たちが食べている食糧のひとつひとつ、
私たちが飲んでいる水の一滴一滴、
私たちが呼吸している空気の一呼吸一呼吸が、
生物の多様性のおかげで、私たち人間に与えられている。

私たちのために空気を浄化し、食べ物を与えてくれるのは技術ではなく、
自然の中の多様な生物なのです。

生物の活動によって、物質やエネルギーが休むことなく循環されています。

この地球という青き惑星に生きる全ての生き物たちは、
私たちにとってかけがえのない存在。

私たちの存在は、他の生き物達の健全な存在と活動に完全に頼っています。

地球に住む他の生き物たちは、威厳ある美が宿っています。
この美を感じるように努めながら、
人間の手によって滅びつつある生き物達を救うこと。

それは、人間自身がこれからも生き続けていく上で
行わなければならないことです。

なぜなら、彼らなしには、私たちは生きていけないのですから。
地球上にたくさんの種類の生物がいるから、地球の生命力が保たれているのです。


これからの私たちに求められること。

目先の利益でなく、長い目でみた行く末に焦点をあてることが大切です。

地球をどうにかしようという操作的な考えではなく、
私たち自身を変えていくことが大切です。

私たちの考え方を、人間中心から地球中心に変えること。

生態系から与えられた恩恵に感謝し、与えられたものを謙虚にやりとりしながら、
地球の一部として生活すること。

モノに踊らされず、こころを大切にすること。

本当の幸せを求めること。

分かち合うこと。

未来の世代のことを考え、未来がよりよくなるようにこころがけていくこと。


他人ごとではなく、私たちひとりひとりの意識向上と行動が求められています。


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