水曜日, 4月 02, 2008

「心田を耕し、心の花を咲かせる」-藤尾秀明

日を重ねるごとに明るく強く、
春の日差しは暖かなものになってきていますね。

先日目にした藤尾秀明さんの言葉に、
とても共感しました。

「近所に、それほど大きくはないが、
 手入れの行き届いた庭を持つ家があった。
 植木もきれいに手を加えられ、季節の花々がいつも、
 彩りあざやかに咲き、道行く人の目を楽しませ、
 心を和ませていた。

 ある日突然、その家の主人であった人が亡くなり、
 若い夫婦が二人、その家に住むようになった。
 
 それから数ヶ月、道行く人の目を楽しませていた庭は、
 みるみるうちに荒れ果て、無残な姿になった。

 同じ庭がこうも変わってしまうのか、
 一種悲しいような思いで、その庭を道すがら、眺めている。


 これは一つの例である。

 心の時代、といわれている。
 しかし、人間の心とはそれほどきれいなものではない。

 人間の心は宇宙、自然と似ていると、言えなくもない。
 雑草は放っておいてもまたたく間に繁茂する。
 しかし、美しい花は、水を与え、肥料をやり、
 虫を除け、丹精込めて育てなければ花開かない。

 人間の心も、それと同じである。
 放っておくと、雑草が生える。
 
 心の花を開かせるためには、絶えず心を見張り、
 雑草を抜き取らなければならない。


 二宮尊徳は、
 「あらゆる荒廃は人間の心の荒蕪から起こる」
 と言った。

 そして、心を荒れ放題にしないためには絶えず、
 心の田んぼ、
 つまり心田を耕さなければならないと説いた。

 
 いつも気持ちをさわやかにしておく。
 いつも、さっそうとした気分でいる。

 心の雑草を取り、心の花を咲かせるために、
 欠かせない必須の条件である。」


これから春の花野をさわさわとそよ風が吹き、
色が付き始めて華やかになる季節。

己の心の花を美しく咲かせていくために、
心の田んぼを精魂こめて耕していこうと励ましてくれる
よい言葉だと思いました。




お越しいただき、ありがとうございます。共感したら、Click me! 

0 件のコメント:

フォロワー

amazon