土曜日, 10月 03, 2009

「美しい日本の自然を愛する」-C.W.ニコル


9月中旬、長野県黒姫にある
「アファンの森」へ行ってきました。

今年初の訪問であり、会社の環境
ボランティアリーダー研修の事務局
として行ったものです。
夏から秋へ季節が移ろうとする
アファンの森は、2日間のうち金曜
が晴れ、土曜が雨という天候で、
森の異なる光景を見、また夜の静かな森を歩いて、生き物の
多様性にあふれるすばらしい森の楽しさと魅力を十分に満喫
してきました。

20年前、わが師であるC.W.ニコルさんが長野県黒姫に居を構え、
地元で幽霊森と呼ばれた暗く荒廃した土地を少しずつ買い取り、
森の達人である松木さんの協力を得て、
荒地に植樹を行い、腐り曲がった木を整理し続けました。

その結果、今では木々の間から陽光が差し込んで地表まで届き、
野生の動植物が共生できる豊かな生命力あふれる明るい森に
再生したのです。
ニコルさんはこのアファンの森にいると、我が家にいるような
気持ちになれるといいます。

『1995年に日本国籍を取り、以来、私は日本人になった。
 私はそのことをとても誇りに思っている。
 それでも今なお、たいていの日本人は私を見て
 ”外人”に区分けする。
 それはかまわない。
 自分で自分を見ても、同じように思うだろう。

 しかし、”アファン”と名づけた我々の森にいると、
 私はすっかり我が家にいる気分になる。
 森は私のことを知っていて、私の”国土への愛情”を
 受け入れてくれる。
 森はわかってくれる。
 私には自分が歓迎されているのがわかる。
 だから、私は日本を愛する”愛国者”だ。
 でも、うまい言葉が見つからない。
 私の父は日本人ではなかった。
 母もそうではなかった。

 私にとって日本とは何か。
 例えば、それは国であり山々であり、
 森であり、川であり、島や海岸、
 つまりはその自然だ。
 このすばらしい列島を住処とするありとあらゆる生き物たちだ。
 
 ”国土への愛情”を持たない日本人は、私には認めがたい。
 もし彼らが利己的で自分勝手で、この国の遺産を無駄にし
 破壊するなら、私は彼らを哀れみ、たんに嫌うだけだ。
 
 ありのままの日本を愛し、
 自然のままの日本のほんの小さな部分の一部になりたいと
 努めながら、私はこの国すべてを愛するようになった。
 そして、とうとう、ここを故郷と感じるようになった。

 それが、黒姫の森で、私がケルト族の心の奥深くで
 考え感じていることだ。』 
 

これからアファンの森は紅葉に彩られた美しい姿へと変わり、
杉だけしか植えられていない国が管理する周囲の人工林から
際立った美しさを見せてくれることでしょう。
心の中でその姿を想像すると、私の心は豊かになれます。

お越しいただき、ありがとうございます。共感したら、Click me! 

0 件のコメント:

フォロワー

amazon