月曜日, 11月 09, 2009

「つらいこと一つひとつが心の栄養になる」-☆森のクマさん☆


先週土曜日、講演で東北大学へ
行ってきました。
仙台の気候は予想以上に暖かく、
東京と変わらないほどでした。

午後に講演を行い、そのまま他の
講演やグループワークにも参加
して、その晩は仙台郊外に住む兄家族の所へ。
暫くぶりに会った3人の甥達(高3、高1、小6)は皆、
心は素直なままで、身体はがっしりと逞しくなっており安心。

仙台は紅葉の盛りで、新幹線の車窓より東北の他の街々(福島、栃木
など)の其れを見ることができました。
いずれも樹々が綺麗に色づいて、赤、黄、橙、紫と豊かな色彩を
葉に化粧しており、日本の四季の彩りの美しさをあらためて
有り難く思いました、

それにしても毎回東北の地にふれる度、自分の中に何かほっとする
気持ちが起こるのを感じます。
この国の古より中央政府が「陸奥(みちのく)」と呼び、
縄文の文明を脈々と色濃く持ち、深き自然に抗うことなく
人々が調和して暮らしてきた東北地方。
きっといずれかの前世にて深き縁を持っていた土地であるのではと
思っています。


さて、新幹線の車内誌にあった「仙台の曲がりねぎ」の話。
葱のみならず人間にも通じる話と感心しました。

『形は曲がっているが、食べてみると甘みがあって柔らかい
 「仙台の曲がりねぎ」という葱がある。
 この曲がりねぎは、現在、県内各地で作られているが、
 特に味のよさで評判なのが仙台市岩切地区の余目地区の
 「余目ねぎ」。他地区の葱は「仙台まがりねぎ」と
 呼ばれている。
 
 曲がりねぎは、その名の通り曲がっているが、
 これは独特の育て方によるもの。
 余目地区は地下水の水位が高く、真っ直ぐ育てると
 水分によって腐ってしまう。
 そこで、ある程度育てたら一度畑から抜いて、
 斜めに植え替える。
 地上に出た部分は、太陽を求めて真っ直ぐ伸びようとするので、
 そこで曲がりが生じる。

 「一度抜くことで根が切られて、それが葱にストレスをかける。
  ストレスが掛かることで、柔らかくなり甘みが増す。
  火を通すとより甘みが増す」

 旬の宮城の味と合わせて、朴葉焼きや鍋で身も心も温まる。』
 
ストレスが掛かることで、柔らかくなり甘みが増すそうです。
人生もまた同じですね。

苦労が人を育てるという言葉があります。
その体験を繰り返すことにより、己が性根は磨かれていき、
人間味を増していくのだと。

そういえば大好きな空海さんの言葉にもこうあります。
『心暗きときは、すなわち遇うところ、ことごとく禍なり。
 眼明らかなれば、途に触れて皆宝なり』(性霊集)
 
つらいこと一つひとつが「心の栄養」になるのですよね。
そう思えば、今までの苦労は報われ、明日からの日々は明るく
見えることでしょう。


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